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- アジア的なものについて考える
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2008.02.11 Mondayアジアは私の住んでいる日本も含めて、なぜか、カオスが常態な国が多い。比較論で西洋と比べれば、文明よりは文化に軸足があるのだ。 ところが、最近の上海でもそうだが、どこか西洋が幅をきかせてきているように思われて寂しくなる。
・・・・などと気取った文章を書こうとするとわけがわからなくなります。
翻訳すると 私は以前、中国で食させられたゲテモノを同行した人間にも食わせてやろうとしたら、そうした店がなくなっていて残念だった。
とまあ、こういう内容です。
さそりの串焼きやイヌの鍋物・カラスのスープといった。ほとんど犯罪に等しいような食い物を、後輩にご紹介したかったのであります。 とはいえ、ご存知のかたは「中国料理ではイヌやカラスはあたりまえで、特別じゃないよ」という方のほうが多いでしょう。
わたしも先輩に、鶏の足は及ばす睾丸や亀のゼリーなども馳走になり、トイレを往復した覚えがあります。
中国のいかもの食いも、日本人以上に凄まじいものであることを知らされたわけですが、その後は蛇や熊といった類のものも平然と食せるようになったのは、この経験のおかげであります。最近は食材としての味覚まで完全にそなわったように思います。
究極のグルメは昆虫まで至ると聞かされていましたから、タイの昆虫料理も何度かトライしましたが、さすがに究めることの難しさを思い知らされたのではあります。
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- 招き猫と招かれざる猫
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2008.02.10 Sunday午前中、何気なく見つけた「まねき猫」あまりのかわいらしさに思わず買ってしまった。店員曰く「右手を挙げているのが金運、左手を挙げているのが商売繁盛ですよ。」
「じゃあ両方くれ」というわけで、二匹が今日から我が家の住人となる。
ラッキーキャットは海外でも売られているのを見かけたことがあるが、招き猫を縁起物として買ったわけではない。目が子供のような目でかわいかったから、連れてきたかっただけである。
ここのところ、「ちいさいもの」や「かわいいもの」が好ましく思えるようになってきた。若い頃には関心もなかったのだが、幼子がかわいらしくて仕方ない。どこか孫ができてもいいなという気になってくるのが不思議である。
残念ながら、子供たちは結婚もしてないからまだ先のことではある。
『どこに置こうか?』と玄関先などを見渡してみるが、我が家の玄関にはなぜか似合う気がしない。『寝室にしようか?』
「ああた、そんなの置かないで! わたし猫大嫌いなんだから」 おおそうだ、鬼嫁は自分と同類は嫌いなのであった。いかん。いかん。
ということで、私の書斎、とは名ばかりの納戸のような書庫で生活することが決定したのだ。 ところで 「縁起物コレクター」なる人たちがけっこう多く存在しているらしい。友人のT君は「ふくろう」が大好きだ。
とにかく日本全国を旅して「ふくろう」を収集していると聞いたことがある。「ふく」は「福」に通ずるというわけだ。何だ。ただの語呂かと軽んじてはいけない。この手の縁起がアジア人には大好きなのだから
関西であれだけ「ふぐ」を食うのも「河豚」というよりは「ふく」「福」の縁起に惹かれるところが多いにあるのではないかと思う。 中国のみなさんも多いに縁起かつぎを楽しんでいる。
クッキーの中におみくじが入っていたり、風水の類や「易」に至っては陰陽の科学と言ってもよいくらいである。私は興味さえ持てなかったが、祖父は何かあるとすぐ易で決める癖があったのを思いだす。
そして、その卦はけっこう当たっていることが多かったので、父も母も口をはさむことはなかった。妻をはじめに紹介したときも八卦で決めると言い出したのには、いささか閉口したが・・・「まあ、良いじゃろう。」にはホッとしたのを覚えている。
妻との相性の卦については詳しく聞く機会を永久に逃してしまったが・・・
そういえば何年か前に、ドイツ系アメリカ人の取引先の方がおもしろい話をしていた。
中国の易を大学で学んだというのだ。本当かどうか知らないが、現在でもその授業があるということらしい。「それではドイツでは占星術の講義があるのか?」と聞いたら
それはないと言う。それは変ではないかというと、彼が答えるには占星術より易の方があたるといっていた。しかもいつも筮竹をもっているといって見せてくれたのは驚きだった。中国人だってここまでするかなとは思うが・・・
中国人は言わずと知れた「竜信仰」がある。中国の柱は近代的なものでも、すべて竜がはっていたりするからね。
こうした縁起を非科学的と断じることは慎もうと私は思っている。こうしたものを愛する気持ちはDNAに刻まれているのだから、あえて否定してもやむないことですよね。みなさんはどうですか?
我が家の招き猫は、私の書斎が気にいってくれたかな。
こわ〜い鬼猫は、もとい鬼嫁はここは来ないからね。ねこちゃん。
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- 久保田ですよ、久保田、トラクターではありません。
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2008.02.09 Saturday久しく書いていませんでしたねえ。
「というのも長の旅路に出ておりやして、ついつい仕事に精をだしてしまいました。仕事というものは本気でやっちゃいけねえ〜」などと隣のご隠居のようなことを言ってしまいますが。 本当のことを言えば、仕事虫の典型的な日本人が、何をかくそう私でございます。
中国は上海からはじまりまして、ベトナム、タイ、マレーシア・シンガポールと歩く毎日でございます。若ければいざ知らず(状況に応じて年寄りを装うことができる年代って最高です!!)少々きつかった。足腰がぐっと弱ってますからね。
アレはまだですよ。アレは。つまりその『まんなかの足』失礼しました。かといいまして訪問した国々で「アレ」をご使用するなどといったこともなく。まあ根が善人ですので? 妻を持つ身としては当然の操をたてているのであります。
「ミサオ」「操」ってなんだとおっしゃる若い方も多いでしょうね。私なんかも言葉では知っていても、実践となるとはなはだ具合が悪い。偉そうにしてすみませんというしかない。操を立てているのは「酒」くらいのものであります。
ですから、海外に行くとなると日本酒が飲めないのが辛い。とはいえ、ありますよ。海外でも日本酒が、でもねさすがに銘酒は置いてない。
ところが今回は見つけましたよ。シンガポールで『久保田』を・・・
海外で出会うとは思いませんでしたから、思わず篤く抱擁してしまいましたです。ハイ
抱きしめるだけではいけません。 せっかく出会えたのですから飲み干さねばというわけで、同行の台湾人とインド人も交えて飲み会とあいなった次第です。
ちなみに「八海山」もありましたよ。あるんですね最近は・・・・はははははっはh
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