フカヒレが日本で有名といえば、宮城県は気仙沼。たしかに産地です。私も何度となく訪ねては舌を満足させていたのでありますが、本日、ご紹介したいのはそうではない。
中国料理、いや台湾料理かな。車で北上中、仙台まであと30分くらいというところに岩沼という土地がございまして、何でもお稲荷さんの有名な神社があるとか・・・
ふと、時間は昼飯っていうんで、期待もせず(失礼)に腹ごなしとなったわけです。たしかに台湾風ではございます。料理人も台湾人。メニューの中からチャーハンを注文。
昔から中華はチャーハンで腕がわかるというじゃありませんか。
注文したのはフカヒレチャーハン800円。 東京でこの手の注文は0がひとつ違う。
だまされたと思っても、損はない。台湾餃子も併せてお願いしました。
待つこと5分くらい? とにかく早い。驚きは次の瞬間なのであります。先ずボリューム。「これって、3人前?」大皿に山盛りであります。
『そうかこれは3人前でワンセットで800円×3人でしめて2400円なのだろう。それなら横浜の中華街あたりだと妥当か安いくらいだ』と私は計算したのでありますが。
実はそうではない。これで一人前、正真正銘800円というではありませんか。
そうだ問題は味だ、フカヒレだ。
見た目はたっぷりとフカヒレがのっている。ホンマかいな。フカヒレってどこでも高級食材のはず。いくら宮城県とはいえ、『まちがいない。本物』しかも米つぶひとつひとつが際立つようなチャーハン。
はっきりいって、これほどの料理人、横浜や神戸でも少ないのではないか。と思ってしまう。いやあ、今日はラッキー。帰りもまた寄りたい店発見です。国道沿いに赤字で台湾料理と書いてありました。
お近くに住んでらっしゃる方が羨ましく思いました。